【お金がなかった時の話】苦しかった時の話をしようか

こんにちは、ドンキーです。

いきなりだけど、「お金がない」っていうのは辛いよね。

いつもはインデックス投資を勧める話をしてるけど、今日はお金がなかったら辛い思いをしますよっていうのを伝えて、「資産形成せなまずいな」って思ってもらいたいと思って記事を書いたんで、少しでも参考になれば嬉しいな!

このあなたの友達ブログは、僕、ドンキーが視聴者の皆さんに少しでも有益な情報だったり、ちょっと楽しい暇つぶしにでもなるような時間になることを目的としたブログです。友達の一人がなんか言ってるなーくらいの距離感で、エンタメとして聞いてもらえたら嬉しいです。

大学時代、僕は貧乏だった

僕が人生で一番貧乏だったのは、大学生の時。

当時、国立大学に落ちた僕は、浪人は許さないという両親の教育方針もあって私立大学に行くことになったんだけど、そこが片道通学2時間30分かかった。

それでも2ヶ月は通ったんだけど、「これは通勤電車っていうか日帰り旅行じゃないか」と思って、いよいよキツくなってきて父親に「ちょっとキツすぎるし、勉強もちゃんとしたいから一人暮らしさせてほしい」ってお願いしたら、「家はカツカツだ。仕送りなくていいならしていいよ」ってことで、一人暮らしさせてもらった。

そこから僕の一人暮らしが始まったんだけど、自分のバイト代だけで生活費の一切を賄わなければならないことから、当時に住んだ所が1Kの家賃3万円台で大学生しか住んでいないようなアパート。

壁がとにかく薄くて、隣の家の人の携帯のバイブの振動とかもわかるし、(これはネタだろうって言われるんだけど、本当に)隣の家の人がポテチを食べる“パリポリ”って音を聞いたことがある。ある意味、拘置所と変わらないようなプライバシーのなさだった。

節約のためにしたこととして、お箸を買う金がもったいなくて、割り箸を洗って使ってたり、水道代がもったいないから大学までトイレを我慢したりとかしてた。ドライヤーなんて家から持ってきたのがあったけど電気代が気になって使ったことないし、湯をはってお風呂沸かすなんて贅沢だから、基本シャワーを2分以内ですましていて、もうそれはカイジの地下帝国みたいな感じだった。

ドラマでオレンジデイズとかも当時やってたかと思うんだけど、妻夫木君や柴咲コウが皆で車で旅行行ったりキラキラした大学生活をしているのをテレビで見せつけられながら、僕は遠くの少しでも安いスーパーに自転車で一人で行くっていう。

食べ物があまりにないから、当時スポーツ推薦で同じ大学に入った小学校中学校に同級生だった仲の良い女の子がいたんだけど、その子は寮暮らしで食事とかがついているから、自転車で20分かけてその子の寮のところまでタッパーをもって行けば、その子が寮の食事の残飯を恵んでくれるっていうようなこともしてた。今思えば、あの子、捨て犬にご飯あげてるような心境だったんじゃないだろうか。

ちなみに、後々その子からマルチに勧誘されたのをキッカケに疎遠になるんだけど、それは今回のテーマとは逸れるから、また機会があれば動画にします。

お金がない故にバイトをしなくちゃ食べていけないし、サークルと部活にも入っていなかったから、そういった大学生同士の出会いの場っていうのに全然参加できなくて、人間関係っていうのもあまり広げられなかった。

お金がない=心の余裕もなくす

まぁ、俗に言う典型的な貧乏学生をしていたわけだけど、その時思ってたのが、貧乏って食事とか生活に影響してくるだけじゃなくて、自分の時間がないことによって心の余裕がなくなったり、人間関係をつくるチャンスの場にも行く機会を少なくするし、大袈裟に言ったら人生に影響してくるんだなってこと。

あと、行動基準全てにお金が最初にくる。つまり、買い物で物買う時に「これ安いな、高いな」とかいうのはもちろんだけど、遊びに誘われても「お金これくらいかかるな、やめとこ」とか、実家に戻るのも「電車代いくらかかるから、やめとこ」みたいな。まさにお金の奴隷だよね。

あの時の僕にお金があったらオレンジデイズみたいな生活ができたのかって言うと、そもそも僕は社交的な方ではないし大人数が苦手だから無理だろうけど、それでももっと大学生の時にやりたい事をしたり、行きたかった所には行けてたし、何より心の余裕を持って生活を送れていたはず。

何より今でも後悔しているのが、当時好きだった同級生がいて、仮にKさんだとしよう。

Kさんは生徒会の仕事とかもしてて、他大学との交流もしてたんだよね。そうした中、「今度生徒会の行事があるんだけど、よかったら一緒に来ないか。皆で泊まりだから、交通費と宿代で金は4万円ほどかかるけど、遠征できる人数が少なくて困っている。生徒会に入ってないドンキーも一緒に来てくれると嬉しい」ってお誘いがあった。

その時、めちゃくちゃ嬉しかったんだけど、4万円っていうとその時の僕のほぼ一月の全ての生活費だから、考えに考えて、結果断ったんだよね。

あの時一緒に行ってたところで何も進展はなかった可能性の方が高いのではあるけど、もしもあの時の僕にお金があったら絶対に行ってた。付き合うとかはなかっただろうけど、やらずの後悔ってのはアラフォーになった今でも鮮明に覚えているし、少なくても「大学時代に好きだった子と泊まりで出かけた」っていうのは、今なら10万円出してでも買いたい思い出だ。

当時の僕は貧乏がゆえに視野が狭くなってたというか、自分の気持ちを優先できなかったと思ってる。

貧乏ネタって人から話を聞いてもイマイチピンとこないというか、「自分ならどんな状況でも変わらずにいられる」とか思う人いるかもしれないんだけど、自分で実際に経験してみないとわからないこととか、その時に湧いてくる感情とかがたくさんある。

そういう意味では、大学生という、人生の比較的若い時期に経験できてよかったし、その時みたいな経済状況になりたくないって思ってその後に就活だとか資産形成の勉強だとかを頑張れたのかなと思う。

結論:貧乏は皆が避けたい、じゃあどうする?

そして最後に一つ。

僕は子供が2人いるんだけど、もしもこの子達が将来、大学に行きたいだの、何かどうしてもやりたいことがあるから応援してほしいって言われた時に、僕がお金がないことを理由に応援できなかったらと思うと、想像するだけで胸が苦しくなる。「貧乏な経験は若いうちにしておくべき」なんてわかったようなことを言いたくない。貧乏によって得るもの以上に失うものもたくさんあると僕は知っているから。

大金持ちになんてなりたいとは思わないけど、せめて自分の周りの人を幸せにするくらいのお金は持っていたい。

この話を聞いて皆んなはどう思う?そりゃ貧乏なんてしたくはないと思う。それなら、適切なリスクの範囲内で投資をしよう。だからって、ポンジスキームとかワンルームマンション詐欺とか流行ってるしそこは本当に注意したほしい。そうじゃなくて、低コストのインデックス投資でちゃんと時間をかけて手堅く資産を増やしていこう。よかったら過去記事(https://anatanotomodati.com/2024/12/22/【投資は今すぐやるべきか】投資というものの位/)も参考にしてほしい。

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